日常の困りごと
発熱や咳などの体調不良だけでなく、お子さまの日常生活におけるさまざまな困りごとについても診療でご相談いただけます。たとえば、「便秘がちでつらそう」「食が細くて心配」「なかなか眠れない」「落ち着きがない」「園や学校に行きたがらない」など、病気とは言い切れないけれど気になることがありましたら、遠慮なくご相談ください。
小さなお子さまは自分の不調や気持ちをうまく言葉にできないことが多く、ちょっとした変化や様子から不調のサインが見つかることもあります。保護者の方が「なんとなく気になる」「いつもと違うかも」と感じたことは、子どもの健康管理にとってとても大切な気づきです。
当院では、身体の不調に限らず、成長・発達、食事、睡眠、情緒面など幅広い視点でお子さまを診ており、必要に応じて専門機関への紹介も行っています。
「これって相談してもいいのかな?」と思うようなことでも、まずはお気軽にご相談ください。
打撲や怪我をした時の受診
お子さまが日常生活で負った軽度の怪我や外傷にも対応しています。すり傷、切り傷、打撲、やけど、ねんざなどが該当します。受診された際には、まず怪我の程度を診察し、必要に応じてレントゲン検査をします。洗浄後、被覆処置やテープによる傷の縫合を行います。打撲やねんざに対しては、冷却や包帯による固定、痛み止めの処方などを行います。
症状や怪我の状態によって小児科での対応が困難な場合やCTなどの画像検査が必要な場合は整形外科や総合病院を紹介します。
便秘について │ おねしょへの対処
便秘や夜尿(おねしょ)など、子どもによく見られる日常的な症状についての相談や治療も行っています。
便秘は食生活や生活リズム、排便習慣の影響を受けやすく、放置すると腹痛や食欲不振、排便時の痛みにつながることがあります。生活指導や食事の工夫、内服薬の処方などを通じて、無理のない排便習慣をつけていくように治療をしています。
また、夜尿は小学校低学年頃まではよくあることで、成長とともに自然に改善する場合が多いですが、ご家族の心配やお子さま自身の自信にも関わるため、必要に応じて治療を行います。生活リズムや水分の取り方の見直し、内服薬の使用など、お子さまの年齢や状態に合わせた対応を心がけています。気になる症状が続く場合は、お気軽にご相談ください。